1983-03-24 第98回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
そういうことで、非常に食糧の安全保障という見地から私どもも心配をするわけなんですが、最初にお伺いをしたいのは、穀物の備蓄ですね、備蓄をどの程度お考えになっているのか、日本の国——まあ石油も備蓄を九十日分とか百日分とかしているわけなんですが、国策として、国の方針として米麦、主食の備蓄をどの線に置いておられるのか、その辺を最初に。
そういうことで、非常に食糧の安全保障という見地から私どもも心配をするわけなんですが、最初にお伺いをしたいのは、穀物の備蓄ですね、備蓄をどの程度お考えになっているのか、日本の国——まあ石油も備蓄を九十日分とか百日分とかしているわけなんですが、国策として、国の方針として米麦、主食の備蓄をどの線に置いておられるのか、その辺を最初に。
であるということになれば、せっかく農林省で打ち出されるあれやこれや、農林省ばかりではない、われわれも将来そうあらねばならぬと思っている果樹や畜産、ことに果樹について出鼻をくじかれてしまうことになって、その新政策がなかなか浸透しないのじゃないかということを私は心配するのであって、そういう意味で、やはり農林大臣の方向としては全く賛成でありまするけれども、果実のこういう問題、自由化とかいう問題に関連して、米麦、主食
もちろん米麦、主食につきましては自由化はいたさない。また酪農製品というような今後期待されるような産業につきましても、これを適用しない。また砂糖につきましても、競合関係がテンサイ糖で出てくるわけです。また国際貿易構造というような点からも問題がある。さような点でこれも慎重に検討していきたい。ただいまのところではこれを自由化する考えはないのです。
食糧につきましては、幸いこの三県につきまして米麦、主食に関する限りは十分の保有量を持っている、在庫量を持っているという関係で何らの不安はないのでございますけれども、御承知のように、名古屋南部あるいは三重県の長良川沿岸の干拓地におきましては今もって水没の状況にあるという関係で、煮たきにも困るということもありまして、かつてない乾パンの応急手配をいたしたのでございます。
むしろそうでなくて、あそこから出て来ます米麦、主食に対する来年の手をどうして打つべきかということを、おそらく私は視察して来たと思う。今年の作柄がどうだなんてことは、しろうとの大臣にわかるわけはありません。従いまして、反別もわからぬような大臣が稲作を見て、どのくらいの作柄であるなんてことはおそらくわからぬと思う。わかれば将来どういう対策を立つべきかということが安ければならぬはずです。
私はこの農協が米麦主食の取扱の手数料だけに依存しておることはいかんことは、これは百も承知しております。併しながら今の農協としてはそれ以外にないじやないか。
併しながら年々歳々の生産額を基準にいたしまして、米麦主食その他の農産物の收量は大体統計の数字に現われて来るのであります。その数字に応対して人口の増加率を考えましてそうして食糧の需給推算を立てる、この従来からの原則は変りません。
次に、米麦主食以外のいわゆる米利用資源の活用に対する具体的な計画を立てておく必要があるのではないかと考えておるのであります。かくのごとき食糧不足を生じております関係でありますが、しかし、日本は古來主として米、麦、芋によつて、これをわが國の主食としておる点に、非常に伝統的な私どもとしてはむつかしいところがあると思います。